メガネっ娘はメガネが本体

小谷ちあきと加藤里保菜が好きです

丸首・ネクタイが苦しい

丸首が苦しい!学ランが窮屈!ネクタイが辛い!

私は小学生の頃からこんな想いを抱いて生きてきた。子供の頃に買ってもらったベイブレードの丸首パジャマを即日ハサミで切り裂いてVネックにして親に怒られたこともある。 私の周りには似たような症状を持つ人はいなかったが、ネットで調べてみると割といるみたいだ。オードリーの若林も著書でネクタイが辛いと言っており親近感を覚えた。(ちなみに世間ではこのような症状を「感覚過敏」と言うらしい。)
ドラえもんがいたら真っ先に『もしもボックス』で「ネクタイと丸首の無い世界」にするだろう。

映画『メン・イン・ブラック』シリーズが大好きな私にとってネクタイをピシッと決めて仕事をする姿は子供の頃から憧れであったので、 就活や社会人生活を通じて自分がネクタイを締められないと分かり本当にショックだった。仕事のための服なのに苦しくて生産性が下がってしまうのは本末転倒だし、1日に10時間近く不快感を感じているのは精神衛生上もよくないので仕方のないことだろう。 前職ではネクタイが締められない人は顧客折衝を行わない事務部門等に飛ばされると言われ退職を決意した。入社前は「社会人になって毎日していればいずれ慣れるだろう」と甘い考えを持っていたが、結局退職するまでネクタイが気にならなかった日は1日たりともなかった。
現職では社内メンバーならたとえ相手が役員だろうとも私服で出社することができるのでだいぶ助かっている。
ただ、客先常駐になったらネクタイを締めなけらばいけないので、その時は退職するかプロジェクトを移動するなりしようと思う。

結婚式などの祝い事ではネクタイを締めて数時間過ごさなければならないので本当に辛い。しかし服装マナーが厳しい祝い事ではネクタイをどうしても締めなければならないため、最終手段としてシャツの第一ボタンを開け、かつ結び目の部分を極力大きくして空間を作る。もちろん首回りに違和感はあるものの普通に締めるよりは格段に楽になる。(予定はないが自分の結婚式では絶対にネクタイはしないつもりだ。)
ゼクシィ編集部には早急にノーネクタイカジュアル婚を推進してほしいものである。

ベンチャー界隈ではスーツやネクタイは撤廃されているが、ビジネスにおけるネクタイ文化が廃れることは今後もないであろう。
そんな生きにくい世界ではあるが、自分にとって心地のいい環境を作ったり、見つけたりして生きていきたいと思う。