メガネっ娘はメガネが本体

小谷ちあきと加藤里保菜が好きです

嫌な記憶が顔を出した時によくすること

嫌な思い出は誰にだって一つや二つあると思います。
私も恋愛ドラマを観ていると彼女に振られた時の記憶を思い出したり、
前職に関連する仕事をしている時に上司と喧嘩した記憶が頭に浮かんだりしてきます。

こうなると集中できずにもやもやした思いで作業を進めることになり、効率が壊滅的になります。 今回はそんな時に私がどう対処しているかを紹介していきます。

好きな芸能人のインスタを見る

嫌な記憶を思い出すときは大抵今の生活に不満や不満がある時です。
そのため、嫌な記憶を中和するために幸せな気持ちで頭をいっぱいにするのが効果的です。
私が一番やっているのは、好きな芸能人(私が主に見ているのは中条あやみ、本田翼、加藤里保菜)などのインスタにアップされている可愛い写真を見ることで、幸せな気持ちで心を満たします。
また、「世の中にはこんな可愛い子がいるんだしもっと頑張ろう!」と生きる希望も同時に湧いてくるので落ち込んでいる時には特にオススメです。

ハードな筋トレをする

スクワットやデッドリフトなど大きな負荷をかける筋トレをすると、その動作をすることにいっぱいいっぱいになるので雑念を頭から排除できます。
また、やり終えた後に大きな達成感を味わうことができるため、「他のことに挑戦してみよう」というポジティブな気持ちにもなれます。

この方法の注意点はランニング等の「軽い負荷のトレーニングでは逆効果」ということです。
軽い負荷では筋トレの辛さ以外にも色々と考える余裕があるため、

『嫌なこと』+『筋トレの辛さ』

という2重の嫌な感情で心が疲れてしまいます。
なので、軽い負荷の運動をする場合には、一度重い負荷で心をリセットしてから行なうといいかもしれません。

AVを観る

AVを観ることにより、頭を強制的に性欲モードへ切り替える方法です。
私はDMM動画で幾つかのAVをダウンロードしており、何かあった際にすぐに見れる状態を整えています。
もちろん観るだけにしておかないと集中力が削がれてしまうので、この方法はAV鑑賞上級者にオススメです。

徹底的に記憶に浸る

嫌な気持ちから離れようともがけばもがくほど囚われてしまうことがあります。
なので、嫌な気持ちに正面からぶつかっていき、

  • どんな記憶だったのか
  • なぜ思い出すと嫌な気持ちになるのか
  • なぜ定期的に思い出してしまうのか

といった嫌な気持ちの本質を深く探ります。
そうすることで、気持ちの原因を言語化でき、また同じような状況に陥っても論理的に自身を律することができます。
また、親しい友人に論理的に分析した嫌な記憶を説明し、客観的な意見をもらうことで、その記憶を一般化したものに変換する方法も余裕があったら試してみるといいかもしれません。


嫌な記憶は誰にでもあるものなので、それをうまい具合に排除してより有意義な人生を送りましょう!!

就職のしくじりセンセイ①

「この業界に興味ないな」、「この業務得意じゃないな」といった悩みを抱えて仕事をしている方は多いと思います。
最近は北野唯我さんの「転職の思考法」といったキャリアに関する本がヒットするしていることからも、多くの人が給与といった待遇よりも自分にあった仕事をしたいと考え始めているのかもしれません。
これに加え、テクノロジーグローバル化による終身雇用の崩壊、ホリエモンをはじめとした多くのビジネス系インフルエンサーの台頭により、人生を好きでもない会社に捧げるのではなく、自分がやりたいと思うことを仕事にして収入を得たいといった考えも広まっています。

ネコツータこと私も仕事をしている中で
「本当にこれを楽しめているのかな?」
と思うことがあります。
また、銀行時代は業務内容がやりたいことでも得意なことでもなかったため、毎日会社に行くのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

今回は私がこれまでのキャリア選びの失敗談を踏まえ、
しくじらないキャリア選びの方法を考えていきたいと思います。

【目次】

『やりたいこと』VS.『得意なこと』問題

最近世の中に出ているキャリア本の多くで
「得意なことを仕事にするべきか?それともやりたいことを仕事にするべきか?」といった問いに対して、
「やりたいことは得意じゃないリスクがあるけど、得意なことを続ければ周りに褒められるので、得意なことを仕事にしたほうがいい」
という結論を出しています。

私はこれまで仕事選びで失敗した経験から、以下の理由から『やりたいこと』を最優先して仕事を選ぶべきだと思います。

  • やりたいことのほうが集中力が持続して高いパフォーマンスが発揮できる
  • やっていくうちに得意になることのほうが多い
  • やりたいことをしている人は楽しそうに見えるので、人が寄ってきて新たなつながりできる好循環が生まれる
  • 得意だけどやりたくないことをしていても、やりたいことが頭をよぎり、集中力が落ちる
  • やりたくないことで失敗をしても、「これはやりたいことじゃないし」といった言い訳を頭の中で行ってしまう


また、仕事選びの軸を考えるために以下の図を用意しました。

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図1

①のやりたいことかつ得意なことを仕事にできれば楽しくパフォーマンスを発揮でき、周りからも高い評価を得られます。

逆に④のやりたくないことかつ不得意なことを仕事にしてしまうと、
やる気の低下→パフォーマンスの低下→評価の低下→やる気の低下→...
といった負のスパイラルに陥る可能性が大いにあります。
(私の銀行員時代がまさに④でした。ここで悩んでいると精神的に病んでしまう可能性が高いので、いますぐ部署異動か転職をオススメします。)

いきなり①に行くのが難しい場合でも、とりあえず②の領域に行った上で、仕事に慣れていくことを通じて徐々に①にシフトしていくことが最良だと考え、自身でも実践しています。

『じゃないこと』から逆算する

いきなり①、②の領域を目指せと言われても、就活生や社会人歴が浅い方は何がやりたくて、何が得意なのかがわからない場合も多いと思います。
そんな時は『じゃないこと』から逆算して仕事を選び、続けていくうちに自身の適性を図るのもオススメです。

具体的にはこれまでの人生の経験から図1の④の領域にあてはまること、すなわち『やりたくないこと』かつ『得意じゃないこと』をひたすら箇条書きし、極力そのリスト内の業務がない仕事を選びます。

例えば、
<やりたくないこと>
* 「自分がいいと思っていないものを売りたくない」
* 「長時間残業したくない」
* 「何重もの承認プロセスを踏みたくない」

<苦手なこと>
* 「細かいルーティンワークといった単純作業」
* 「同調圧力が強く、自身の意見が言えない雰囲気」
* 「図やイラストを描く」

といった形でリストアップし、会社の業務紹介ページや実際に働いている社員との面談を通じて入社後に自分が行うであろう具体的な仕事の情報を集めて、リストに該当している部分が多い場合は入社を避けるといったものです

また、『じゃないこと』から逆算することがいい理由は他にもあります。 仕事ではやりたいことを行う中で、それに付随する多くの業務をこなさなければなりません。
その付随業務にやりたくないことや苦手なことが多く含まれているとそれだけでモチベーションや集中力が下がり、
やりたいことができているはずなのに、楽しくないといった事態に陥りかねません。

そのためにも、『これだけは絶対に避けたい』といったことを自身で定義し、それを極力行わないで済む環境に身を置くことが大切であると考えます。

終わりに

キャリアを考えていく上で、自身のやりたいこと、得意なことを選択することは重要だと思いますが、 いかにやりたくないこと・苦手なことを避けて仕事ができる環境を探すことから考え始めて見るのも一つの手段かと思います。

今年銀行員になる学生が今すぐやるべきたった1つのこと

こんにちは。
元銀行員のねこつーたです。
新卒で入社した銀行を数年で退職し、現在はコンサル会社で働いています。
今回は私の銀行員生活を通じて得た経験を元に、今年の4月に入社する学生が今すぐするべきたった1つのことを伝えていきたいと思います。

メガ・地銀問わず2019年4月に銀行へ入社予定の学生は卒業研究や資格勉強、卒業旅行等で忙しい日々を送っているとは思いますが、
今すぐするべきアクションはたった一つ、

今すぐ別の内定先に連絡して今から受け入れてもらえるか聞く

ことです。
この時期からだと別の就職先を難しいかと思いますし、企業から文句を言われることをあるかと思われますが、ファーストキャリアを銀行で始めるよりも1000倍マシです。

その理由を以下に4個でまとめました。

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1. 人事やリクルーターはあなたのことなんて1ミリも考えていない

銀行の同期の多くが内定承諾を決めた理由として
「担当した人事やリクルータの印象が良かった」
と話しており、銀行の採用力の強さが伺える。
しかし、この理由で入社した多くの同期が早期退職をしている。(恥ずかしながら私もだ。)

ちなみにリクルーターとは「出身大学の学生を採用するために説明会や面談を行う従業員」
いわゆる採用の現場で出会う大学OB・OGと思ってくれればいい。

リクルーターの業務の話や立ち振舞いに憧れて入社した人がなぜ早期に退職してしまうのか? その理由は以下の2点がある。

<採用ノルマ>

銀行の採用活動において、人事やリクルーターには基本的に採用人数のノルマがあり、これらを達成できないと彼らの社内評価に悪影響がある
某銀行ではインターンシップにて自分が担当した学生を入社させた数を人事担当者間で競っているケースもある。
そのため彼らは学生の将来や優秀な人材の獲得よりも自身の処遇を優先して、いかに学生から気に入ってもらえるかを念頭に採用活動を行う傾向にある。
例えば地味な銀行業務を誇張する、仕事を楽しんでいると嘘をつく、銀行の古い文化(年功序列や風通しの悪さ)を意図的に隠すといったものがある。

このように採用現場においては、学生から気に入ってもらうために社内の雰囲気や業務内容に関して実際とは乖離した説明をするケースが散見される。
私も採用活動に参加したが、普段はSNSで鬱々と不満ばかり漏らし、転職活動もしている先輩が盛りに盛った業務内容をとても楽しそうに話しているのを目撃して、悲しい気持ちになった記憶がある。

また、学生に内定辞退をされると担当のリクルーターの責任問題になるため、強い引き止めが入るケースがある。
ここで多くの就活生が「これだけ多くの社会人の先輩たちが私のことを求めてくれているんだ」と勘違いし、情にほだされ内定を承諾してしまうケースもある。
もちろん銀行業務や文化を心の底から楽しんでおり、学生に同じ楽しみを共有させたいといったポジティブな想いで採用活動を行っている良い銀行員もいることは確かであるが、
私が見てきた多くの行員は『ノルマの達成』や『周りも嘘をついているから』と流されて採用活動で嘘をついていた。

要するに採用活動で見る銀行員の姿そして彼らが話す業務は普段とは違っているケースが多い為、 彼らの立ち振舞いや聞いた業務内容を鵜呑みにして入社すると、いざ仕事をした時にギャップが大きすぎてやめてしまうといった悲劇に陥りやすい。

<入っても一緒に仕事できない>

もちろん銀行にも優秀で尊敬できる人がいるのも確かであり、彼らに憧れるのも無理はない。
しかし、彼らと一緒に仕事がしたいと思い入社したとしても、大組織のため同じ部署で仕事ができる確率はとても低い。
むしろ優秀でない上司や先輩の元に配属され、モチベーションが大きく低下する可能性もある。
銀行は大組織であり、一人一人の配属や異動の希望を聞いていては組織が成り立たない。
そのため、たとえ声を上げ続けたとしても希望通りになるには実力とともに上司の発言力やポストの数、運といった自身ではコントロールできないものに左右される。

憧れの人と仕事がしたい気持ちは大変わかるが、それなら憧れの人と初期配属から一緒に仕事ができるような会社に入社することをお勧めする。


2. 入社して数年はまともな仕事ができない

<新入社員の仕事は窓口事務やクレカ販売、飲み会準備>

新人研修の後に始まるのが支店での窓口事務業務である。
銀行によって期間は異なるが、私の場合は約半年間、支店にて一般職やパートの方と一緒に口座開設や変更届の事務処理などを毎日行った。

事務は全てルールが厳密に決まっているため、いかに効率良く行なうかが全てで創造性は皆無であった。
また、クレジットカードの販売を新人間で競うイベントもあり、ATMの前に立って話を聞いてくれそうなおじいちゃんおばあちゃんにリボ払い付のクレカを売りまくった記憶がある。
これに加え、毎月行われる上司の自慢話ばかりの飲み会の予約や席次表(飲み会で座る席を示した図)の作成、芸の準備など業務とは無関係のことも行っていた。
大学同期からベンチャー企業で営業マンとして売上をあげたり、コンサルで事業計画を策定している話を聞いて、悲しくなったのは言うまでもない…。

事務研修後は法人部門や個人部門に移動していくのだが、使う書類や業務プロセスで全く違うため、半年間で学んだ事務や書類の処理方法を活かす機会はほとんどなかった。
(あまりにも役に立たない事務研修期間であったため、あえてスキルを身につけさせないことで転職を防ぐ作戦なのではないかと疑ってしまったほどである。)

<リテールは爺婆に投資信託を売る仕事>

金利で苦しむ銀行において大きな収益源となっているのがリテール業務(個人向け営業)である。
『顧客の人生の良きパートナーになる』
といったキャッチコピーをCMなどでよく目にするが、現場では資産運用の知識のない情報弱者、特に高齢者に取り入って投信や外貨といった金融商品を売りつけるケースが散見される。
(そもそも銀行が販売する投信や外貨はネットバンクに比べて手数料が高いので、ITリテラシーの高い若い層は銀行で資産運用をするメリットがあまり無いので銀行に来ない。)

就職説明会の場でリテール担当の先輩行員が
「顧客一人一人の人生において何が大切かを一緒に考え、それを細かくサポートしていく」
と話していたが、
学生のいない飲み会などでは『人生のサポート』ではなく『いかにノルマを達成するか』ばかり話していた。

<法人営業は顧客の融資事務担当である>

半沢直樹下町ロケットでは中小企業の社長と一緒に事業のあり方を考えサポートしていく法人営業の行員が描かれていた。
同じように「うまくいっていない中小企業経営をサポートしたい」、
もしくは「経営について学んで起業に生かしたい」といった想いから法人営業を志望する学生も少なくない。
しかし、実際に現場に出てみるとそうした問題解決型の業務はあまり無いと感じるはずだ。

むしろ銀行員は顧客の問題解決は行わず、経営がうまくいっている企業からいかに運転資金や為替取引の契約を取ってくるかといったゴリゴリの営業を行っている。
もちろん財務的な観点からアドバイスをすることもあるが、それはあくまで銀行の観点から融資稟議を通すために必要なアドバイスであり、顧客の事業そのものに携わることは少ないと感じた。
(企業の財務判定等はシステムで自動的に行えるようになっており、自身で企業の状態の良し悪しや問題の解決策を考えるといった創造的な活動も少なかった。)

私は銀行員時代に少しでも顧客のためになりたいと思い、経営不振の企業と一緒にどうやったら事業を拡大できるか考えたことがある。
しかし、上司から事業がうまくいかなかった際に訴訟問題になりかねないので「簡単な相談にも乗ってはいけない」との指摘を受け、あえなく断念した経験がある。
もちろん問題解決の機会が全くないとは言えないが、問題解決や経営に近い仕事がしたければコンサルやベンチャー企業に行った方がいいと思う。
銀行の法人担当者は企業の運転資金や為替取引の事務をサポートする存在であると思った方がいいかもしれない。

(紙や印鑑至上主義、顧客へのメールでは業務について書けないのでFAXや電話をする、紙ベースの研修課題を手書きで作成する、不要な会議や勉強会が多いといった問題点もたくさんあるが、書ききれないのでここでは割愛する。)


3. 本部へ行っても状況は変わらない

<そもそも希望の部署へ行ける人が少ない>

本部へ行って大規模なファイナンスに携わりたいという学生も多いと思うが、大量採用かつ学閥重視のため、まずそういった部署に行ける人が少ない。 同期で「海外関連の部署に行きたい」という思いのもと、3年間の支店事務や営業に耐えたが、最終的に外国為替の事務処理を行う部署に送られたケースもある。(一応海外関連の部署ではある…)
また、希望の部署へ異動したとしてもその部署が人員過多であり、トレーニング扱いとして数年間先輩のサポートをするといったケースも散見される。

<本質的でない業務が多い>

私は銀行に入るまでメールのToとCcの使い分けや宛先の順番をを意識したことがなかったが、銀行ではこの細かい作業がとても重要であった。
社内メールを送る際に役職や部署のパワーバランス、はたまた入社年次や階級等を考慮してToやCcの振り分けや順番を決めるといった作業を行う必要があり、
少しでも間違っていると上司や先輩などから指摘が入った。
会議や飲み会の席順においても同様の作業をする必要があり、同期は大きな会議のために数時間かけて席順と召集メールを作成したこともあったようだ。
数年間の事務や営業を耐えてやっとたどり着いた本部にて想像していた業務と現実のギャップに苦しむ人も少なくない。


4. 転職しづらい

銀行に入社する際に、

『法人営業を通じて経営を理解する』→『ベンチャー起業の企画部門』
ファイナンスを理解する』    →『外資投資銀行

といった理想のキャリアを思い描いて銀行に入社する人も多い。
しかし、③で書いたように銀行の法人営業ではベンチャー起業で生かせるような経営について学ぶ機会や、外銀で生かせるような投資銀行業務を行う部署に配属される機会は少ない。

また、このような機会の量以外にも銀行員が転職しづらい原因が以下の2つである。

<ポータブルスキルが身につかない>

銀行員は銀行内でしか使わない以下のようなスキルの研鑽を強いられるため、他の業界や職種への転職がしづらい。

例)
* 事務処理や顧客情報登録、融資稟議書作成のためのシステムの使い方
* 事務処理のフローや紙ベースでの書類の書き方
* 稟議書等のための使用する銀行特有の言葉遣い

銀行では独自のシステムや業務フローを使っているため、上記したような事務作業や言葉遣いを他社で活用することはほとんど無い。
また、書類もほぼ全て規定のものがあるため、エクセルやパワポを使って顧客むけ資料を作る機会がほとんど無い。

<本質的な思考力が身につかない>

『銀行で上司の意見に対して異議を唱えることは、某国で将軍様に逆らうようなものである』

とはよく言ったもので、銀行にて自分の考えを自由に発言できる文化はほとんどない。 たとえ上司が間違っていたとしても、いざ意見を言おうものなら『反抗的であり指示に従わない』といった悪評価をつけられる恐れもある。
(部署の風土や上司の性格によっては自由に発言できる場合もあるが少数である) そのため自分の頭で考えず、上司の指示にただ従って業務をこなすような姿勢の先輩や同僚を数多く見てきた。

環境というのは怖いもので、最初は意見を言っていても受け入れてもらえないため徐々に諦めの気持ちが湧き、いつの間にか自分の頭で考え発信することを放棄してしまうのである。これで“立派な社会人”の完成である。
また、事務や営業では業務フローが詳細に決まっているので、自分で仮説を立ててアプローチを組み立てるといった創造的な業務も少ない。
(いざ事務処理専門の部署に行こうものなら、ひたすらマニュアルを見ながら処理を繰り返す毎日である。)

30代になって銀行が嫌になりコンサルに転職してくる人も多いが、これまで上司の指示や業務フローに頼り切って仕事をしていたため、
「自分で問題設定をし、アプローチを自分で考える」といった本質的なスキルが身についておらず、ついていけないといったケースも少なくない。



最後に

これまでいろいろと銀行に入社すべきではない理由を書いてきたが、どこ就職するかは本人の自由であり、一概に止められるものではない。
しかし、私のように安易に銀行の人事や先輩の話を鵜呑みにして内定を承諾し、いざ入社してから騙されたことに気づくといった悲劇がもう二度と起きて欲しくない。 誤った情報で進路を決めてしまうと、いざ方向転換する際に多大な労力と時間を要してしまう。 そのため、進路を決定する際はたくさんの情報を集めるとともに、その情報の精度も確かめながら選んで欲しいものだ。

筋トレはビジネスパーソンにとって有益なのか?

こんにちは
ねこつーたです。

昨年から筋トレ系インフルエンサーのテストステロン氏(Twitter:@Teststerone)の発言がバズっている。 彼はビジネスや異性からのモテ度合いといった観点から筋トレの魅力を発信しており、「筋トレが最強のソリューション」というスタンスを取っている。
私もいわゆる筋トレ信者で、彼の発言する以下のような内容には共感する部分が多々ある。

 

しかし、人気になればアンチも増えるのか、最近様々なメディアで「筋トレは万能でない」といった筋トレの有意性を科学的に反証するような記事幾つか出ていた。


  どちらが正しいのかはわからないが、これまでの経験から私が感じた筋トレの効果について、主にビジネスパーソンの目線に立って以下の3点にまとめてみた。


1.必ず結果が可視化できる

ビジネスの世界では努力ももちろん大切ではあるが、景気動向やクライアントの事情、チームメンバーの能力といったコントロールできないものによって、努力した結果が出ないこともある。しかし、筋トレにおいては適切なトレーニング・食事・休息を行うことで見た目や体重、扱えるウェイトの変化といった視覚的な成果が必ず現れる。

一人でやる筋トレと仲間と協力するビジネスの世界を一概に比較するのはナンセンスかもしれないが、頑張った成果が必ず目に見える形となって現れるので、普段の生活に達成感というエッセンスを加えることができる。


2.ビジネスにおける必須スキルが身につく

映画や漫画等ではマッチョキャラはアホとして描かれることが多いが、現実世界でマッチョになるためには想像以上に頭を使い、レーニングメニュー、食事メニューの2つの観点PDCAを回す必要がある。

ちなみにPDCAとは、

  • 現状を分析して計画を立てる「Plan」
  • 立てた計画を実行する「Do」
  • 実行後の成果を確認し、計画の評価を行う「Check」
  • 評価をもとに計画を修正する「Action」

の4つの頭文字をとった言葉であり、ビジネスパーソンのみならず学生の方もよく使ってるフレームワークであろう。

これを筋トレに当てはめると以下のようになる。

<Plan>
目標と現在の身体を比較し、到達するためのトレーニング・食事メニューを立てる。

<Do>
立てたメニューを実行する。(正直これが一番きつい…)

<Check>
定期的に成果(見た目や体重、体脂肪率)を確認し、それらのデータをもとにトレーニング・食事メニューの評価を行う。
私は毎日身体のデータ測定を行い、3週間ごとに食事・トレーニングメニューの評価を行っている。(4種類のトレーニングメニューを20日で5周させた時点でメニューの再考ポイントとしている。)

<Action>
各メニューにおける反省・改善点を洗い出し、次の3週間のメニューを決定する。
3週間毎に大きくメニューを変更することはないが、うまく負荷をかけることができなかったトレーニングの対応策や食事内容の変更といった修正を行っていく。


私は筋トレを通して「目標と現状の差分を分析し、それを埋めるアプローチの策定・実行・修正」の一連の動きを極めることができれば、普段の仕事でも活用することができるようになった。


3.自己肯定感が高まる

ビジネスパーソンだけに限らず楽しく生きていくためには必須である「自信」。筋トレを通じて2種類の自信を養うことができる。

<達成したことによる自信>

筋トレを続けることで、目標としていた見た目に近づいたり、これまでは上げることのできなかった重量を扱うことができるといったように、 努力によって成果を上げるいわゆる「成功体験」を得ることができる。
私も筋トレで成功体験を重ねることで、他の分野へ挑戦する際の原動力を養っている。

<継続したことによる自信>

重いものを地面から持ち上げて下ろすという人間の摂理から反した行動を毎日繰り返したり、好きなものを食べれなかったりと筋トレで辛いことをあげればキリがない。
私は筋トレに対するモチベーションは高いし、トレーニング自体も好きである。
しかし、ジムにいざ行こうとするとこれから行うキツイメニューを想像して鬱々とした気持ちになる。それでも目標とする姿を思い浮かべ、なんとかジムまで歩いていく。
そんな辛いことを毎日実行している自分の継続力に対して自信を持つことができる。


 

筋トレで全てが解決するわけではないが、本記事であげたように筋トレを通して私はビジネススキルと自信を醸成することができ、日々の生活の質の向上につながっていると考える。

筋トレ、ときどき少女漫画、ときどきキャリア

こんにちは!

都内で働く「ねこつーた」です。

2019年夏にフィジーク大会に出場することを目指して筋トレに励んでいます。

 

本ブログでは主に以下の項目に関して私の成果や感想を載せていく予定です。

  1. 筋トレに関する情報発信(トレーニングや食事メニュー、筋トレの成果等)
  2. 大好きな少女漫画の感想など漫画関連
  3. 日々の仕事を通じて考えたキャリアや仕事論等
  4. 自分で描いたイラストや小説等

なるべく更新頻度を高めにやっていきたいと思います。

ちなみにTwitterは以下のアカウントでやってます。

@cat2ta

 

ねこつーた